企業・合格者の声

推薦メッセージ

画像

会計情報の活用はビジネスパーソンに不可欠な能力

平松 一夫 さん学校法人関西学院 理事長/関西学院大学 名誉教授

 わが国では今、会計に関する知識が真に必要とされ、会計への関心が高まっています。
 最近、不正会計によって会社ぐるみで利益の水増しを行ったり、事業を円滑に進めるためという名目で会社や自治体の幹部や担当者が贈収賄に関わるなどの会計不祥事が発生しています。こうした会計不祥事は、投資家を欺くだけでなく、企業が長年にわたって築き上げてきた信用を一瞬にして失うことにつながり、日本企業ひいてはわが国のディスクロージャーの信頼性を世界的にも失墜させることになってしまいます。
 一方、グローバル化の進展により国際的な事業活動や資金調達が拡大する中、日本企業が経営の透明性・信頼性を確保し、国際競争で生き残るために、国際会計基準(IFRS)への対応も課題となっています。
 会計の知識は中小企業や自治体にとっても重要性を増しています。近年の傾向として、銀行が中小企業に貸付けを行うにあたって、従来のように担保力を重視するだけでなく、財務内容を審査する傾向が強くなっています。また、公共事業への入札にあたり、自治体が企業の財務内容を審査する機会も増えています。
 このように会計の重要性が増しているにもかかわらず、会計に対する知識や理解が十分に社会に浸透しているとは言えません。そこで、個々の企業の健全な発展のためにも、また社会全体の公益のためにも、正しい会計知識・スキルや的確な分析力を持つ人材を育成することが喫緊の課題となっているのです。
 企業会計の目的は、企業がその時々の会計基準や諸法令に則って公正妥当な会計処理を行い、企業の経営実態を明らかにすることにより、株主・債権者や取引先などのステークホルダー(利害関係者)に必要かつ十分な情報提供を行うことにあります。つまり、公表された財務諸表を読み取り、経営実態を正しく把握した上で投資、貸付け、その他の重要な意思決定を行うために、会計情報を活用することが重視されているのです。
 本検定試験を通して、ビジネスパーソンや自治体職員、さらにはこれから社会に出ようとする学生の皆さんをはじめとする多くの方々が、会計に関する正しい知識・スキルや分析力を身につけていただくことを願ってやみません。

画像

財務諸表の数値に基づく判断力養う

川田 靖範 さんコクヨファイナンス株式会社 社長

 ビジネスでは、どの部門であっても数字を見て判断するスキルが重要です。経理担当者はもちろん、営業や研究開発などの会計を専門としない方も会計の知識を身につける機会としてビジネス会計検定試験を活用していただきたいと思っています。

財務諸表を読む力はビジネスでどのように役に立ちますか。

 ビジネスの場では、客観的事実である数字に基づいて判断することが重要です。ある会社と取引を深めるか、ある事業をどう展開するか、企業や事業の価値をどう分析するか、などを検討するときに数字を共通言語として議論すれば、間違った意思決定を阻止することができます。社員にとって厳しい判断が必要なときにも数字を使えば、社員を納得させることができます。
 例えば、売り上げ、規模、粗利益率が同じA、B、Cの店舗があり、B店だけが業績が悪いとします。財務諸表を読み、B店の家賃は他店の約5倍で固定費が高いことが分かると、家賃の値下げ交渉か、移転かの意思決定が必要であると、B店の担当者も納得できるでしょう。

とりわけ中小企業の場合、どう活用できますか。

 中小企業では、債権が回収不能になったり、調達先に問題が生じ資材の供給が停止した場合など、自社の事業継続へのリスクは大企業に比べて高くなります。そのため、営業や資材調達の担当者も取引先の経営状態を財務諸表の数値で毎年、評価しておくと、取引先に経営悪化が生じそうな場合、その予兆を早めに感じとれるかもしれません。

人材育成へのビジネス会計検定の活用法をお聞かせ下さい。

 2級、3級では会計の基本をしっかり勉強できます。特に、2級は経理担当者が会計知識を整理するのに最適です。公式テキストもポイントが分かりやすくまとめられているので、会計を専門としない方も会計知識を習得しやすい内容になっています。コクヨの財務経理部では、ほぼ全員が3級を受験しました。
 コクヨでは数字を判断する力は重要という認識から昇格要件に会計知識を入れています。IT化がさらに進んでも、財務諸表を読み解いて、その数値に基づいて判断や意思決定をするのは人間です。同検定を活用して数値の判断力を高めていただきたいと思います。

画像

数字への理解深めて職場の活気引き出す

西川 哲也 さん公認会計士・税理士/株式会社ディーファ 代表取締役

 会社が成長していくには、社長だけでなく、幹部や一般社員も含めた広い階層が、会社の未来を数字で考える力を身につけることが必要です。

ビジネス会計検定は、どういった点が優れているのでしょうか。

 ビジネスの現場にいるかぎり、経理部門以外でも数字を読み解く力が求められます。ビジネス会計検定の良いところは、決算書の数字を読み取って会社の状況を理解することにフォーカスしている点です。数字を通して会社の状況を理解するための基本的な知識や思考を身に付けるのに、適しているといえます。

数字に強い人材が社内に増えると、どんなメリットがありますか。

 経営者の皆様からよくお聞きするのは、今の業績が好調でも常に将来に向けての危機感があるということです。数字に強い人材が経営者以外にも社内にいると、決算書をもとに危機感を共有し、将来の会社の成長に向けて、とるべきアクションをともに考えることができます。
 幹部だけでなく一般社員のかたも数字に強くなると、会社や仕事への関心が高まります。新しいアイデアを出したり、仕事を工夫したりできる人材が増えて、将来、会社が大きく飛躍する足がかりにもなります。
 中小企業の後継者はもちろん、次世代の社長やその幹部の受験もおすすめです。後継者本人が数字に強い場合は幹部にも勉強していただいて頼れる相棒にするとよいでしょう。
 中小企業の後継者から、数字が分かるようになると、『こう考えると事業の可能性が高まる。これをやればいいのか、と気づいて仕事が面白くなってきた』といった声もよくお聞きします。

とりわけ中小企業では、どう活用できますか。

 中小企業では職場内訓練(OJT)で社員に力をつけてもらうケースが圧倒的に多いです。その基礎体力として数字の構造が分かって日々の業務に取り組んでいるのとそうでないのでは伸びが全然違います。これから力をつけてほしい社員さんに基礎知識としてビジネス会計をマスターしてもらい、仕事の面白さを数字の面からも実感してもらうのがよいでしょう。

学習の進め方は。

 ビジネス会計の勉強は、簿記の知識がなくても始められます。試験には財務諸表の相互の関係性の理解を問う出題が多いです。そのため過去問題をたくさん解くのが有効な対策になります。なんとなく数字が分かっていると思っている人も3級を受けて体系的に学ぶのがおすすめです。

合格者の声

画像

ビジネス会計検定試験に合格して

松本 武士 さん姫路市役所

 私がビジネス会計検定3級を受験したのは、会社の経営分析について詳しくなりたかったこと、株投資を始めようと考えていた時に勉強して無駄にはならないと思ったこと、日商簿記では得られない財務諸表を学べる事がきっかけです。
 学習方法として、まず、私はテキストを一読して問題を解くのに必要知識を頭に入れました。次に、過去問題集を一通り解き、間違えた問題はテキストで確認しました。本試験を受けるまでに3回は問題を繰り返し解き、知識を確固としました。7年前に第11回の試験を受け、一度勉強していたこともあり、学習期間は3週間でしたが、集中して取り組むことが大切だと思います。
 私が、この検定を取得して役に立ったことは貸借対照表、損益計算書について詳しくなれたことです。会計の業務をこなす上で、無駄にはならない知識が得られたと私自身思っております。
 今後の抱負として、私はビジネス会計検定2級の取得を目指し、3級で学んだことを土台にしてステップアップしていきたいです。

画像

ビジネス会計検定試験1級に合格して

椎名 哲男 さん有限会社保険ショップ旭

 学生時代に学部の講義で会計を学び、興味を持ちました。ニュース等でも会計に関する話題を目にすることが多く、あらためて会計に関する知識を学び直したいと思っておりました。学習に当たって一つ目標を設定してみようと思い、受験に至りました。
・日商簿記検定1級に挑戦中なので、その相乗効果がある。
・実家が自営業で、財務諸表を目にすることがあり、より深く学びたい。
・受験要項の『「数字に強い」がかっこいい。』というフレーズに直感的にひかれた。
 学習期間は、約5か月。学習方法は、主に公式テキストと公式過去問題集を繰り返し学習しました。特に論述式の対策については、苦労をしました。解答を見ながら実際に紙に書き出して感覚をつかんでいきました。簿記検定関連の書籍等も時折参照しました。
 学習することにより、会計に関する興味が以前にも増して強くなり、学習意欲が刺激されました。会計処理の知識に加え、ディスクロージャーに関する知識、会社法・金融商品取引法などの法制度から見た財務諸表の位置づけを学習でき、多面的に会計を学習することで知識に深みが出ました。また、試験では、全産業の平均と比較して、自社の数字の優劣を考えたり、過去の数期間分の推移を追って経営状況を把握するという出題もあり、きわめて実践的な分析の視点を学ぶことができました。日々のニュース等でも、学習したことが出てくるため、より身近にとらえられるようになりました。また、日商簿記検定1級に向けての学習にも通じるものがあり、やる気になりました。
 今後は、今回のビジネス会計検定を通じて得た知識を活用して、経営の羅針盤として財務諸表を分析し、実家の経営にも役立てていければと思います。
 日商簿記検定1級に向けて、さらに学習を進めていきたいと思います。

画像

ビジネス会計検定試験合格して

川口 政美 さん宮川眼科

 私は眼科開業医に勤務し、事務長として経理、総務など経営統括に携わっております。職務上、外部取引業者や顧問税理士、社会保険労務士の方などとの折衝も多く、法律や会計に関する知識を高めたいと思い、ビジネス実務法務検定2級、ビジネスキャリア検定組織法務2級に合格し、続いて、ビジネス会計検定試験を受験し合格しました。
 学習期間は、約5か月。勉強時間は、1日20分から1時間程度でしたが、5ヶ月間で勉強しなかった日は1日だけでした。学習方法は、テキストを単元ごとに通読後、過去問題を解く、という極めてオーソドックスな方法でした。最初は解答できず、なんどもテキストを見ながら解答を導き出しました。第10回の本試験問題に最初に取り組んだ時、制限時間2時間のところ、3日間で10時間以上費やしたことを覚えています。結局、過去問題集を10回、模擬問題集を7回繰り返し行いました。正解できた問題はもう取り組まない、といったことはせず、毎回全問に取り組みました。その結果、受験直前に過去本試験問題に取り組んだところ、1時間20分で全問正解することができました。
①テキストを読み過去問題に取り組むという一貫した学習方法を崩さなかったこと。
②毎日少しずつでも学習したこと。
③理解できた問題も手を抜かず毎回解答したこと。
 以上3つが合格できた要因ではないかと思っています。
 生活の中で財務諸表を目にすることは多くはありませんが、目にした時は時間をかけずに流動比率、自己資本比率、負債比率、固定比率などを計算する癖がつき、それが2期分ある場合や同業2社分あればそれを比較検討できる知識を養成することができました。
 また、職務上経理に携わる上で、損益分岐点やキャッシュ・フローの知識は、経営者や税理士への報告、外部取引業者との交渉ごとに役立ちました。
 現在、自己啓発のため不動産関係国家試験合格に向け学習しております。
 毎日少しずつではありますが、基本に徹する学習方法で、着実に知識として残していく努力をしていこうと思っております。

画像

ビジネス会計検定試験2級に合格して

山本 徹 さん株式会社ナイガイシャツ

 ビジネスマンとして押さえておくべき財務分析や財務諸表に強くなりたいと思い、2級を受験しました。
 本格的に勉強したのは、1週間前から、学習時間は約20時間くらいです。公式テキストと公式過去問題集を使って、テキストは3回繰り返して読み、過去問題は2回繰り返して解き、間違った箇所はさらに解きました。知識問題は、表にまとめて視覚的に覚えられるようにしました。
 ビジネス会計検定を取得して、早速、競合他社の財務分析や、海外工場の損益分岐点分析を行い、実務に活かしました。私が請け負っている本来の業務とは違うのですが、取得をきっかけに上司に提案し、自分から主体的に動いたことで、今後の会社戦略を考える際に参加させていただくことになりました。
 今後は、この資格を足がかりに、中小企業診断士の資格に挑戦し、合格したいと考えております。
 この資格は、経営者や幹部の業績に関する会話を理解したい方、自分の業務は会社の業績にどう繋がっているのか、数値的に理解したい非経理の方にもお勧めいたします。

画像

ビジネス会計検定は活かせる資格

田辺 拓也 さん株式会社日本キャリアセンター 代表取締役

 実は、私は大学が法学部だったこともあって、働き出してからも新聞やテレビにでてくる会計用語の意味が、「なんとなく」しかわかっていなかったんです。 しかし、起業を決意した時に、これではいけないと一念発起し、早朝を自己投資の時間にあて様々な勉強をしました。
 その時に会計の知識を得るのに選んだのが、ビジネス会計検定の公式テキストです。他にも色々学びましたが、ビジネス会計検定の勉強は、早朝勉強した用語が、新聞を見るとでている、学んだことがすぐに役立つ、これが嬉しかったですね。それに、なんとなくしかわかっていなかった言葉の意味を理解することができるようになると新聞を読んでもテレビを見ても今までよりもよく理解できますし、起業後は、自社の財務諸表の理解にも役立ちました。私にとって、ビジネス会計検定は、まさに「役に立った検定」です。

画像

ビジネス会計検定試験2級に合格して

植村 裕加 さん株式会社NTTデータ関西

 受験したきっかけは、中小企業診断士の1次試験の1科目である財務・会計を勉強した際に、財務分析やキャッシュフローに苦手意識があり、ビジネス会計検定2級の資格が役に立つと人から教えてもらったことです。
 主な学習方法は、資格スクエア(注)というインターネットの動画配信(有料)を視聴しながら、公式テキストを読み例題を解いた後、公式問題集を解きました。総合問題も含め、演習問題は全て2回ずつ解きました。財務分析の公式はすぐに忘れてしまうのですが、よく出てくるものをノートに転記して覚え、また総合問題を解くことでこれらの公式が頭に定着していきました。公式テキストの説明が大変分かりやすく為になったので、折に触れて参考にしたいと思います。学習期間は約1か月程で、40時間程度勉強しました。
 この検定を取得して良かったことは、簿記検定を取得してから10年以上経過していたため、最新の会計知識を得られたこと、財務分析やキャッシュフローの苦手意識がなくなったことです。会計も一度勉強したら終わりではなく、このような検定を通じて、最新の知識が得られて良かったと思いました。
(注:資格スクエアのビジネス会計検定試験講座は2019年3月末に終了しております。)

 

画像

ビジネス会計検定試験1級に合格して

迫田 尚徳 さん三菱マテリアル株式会社

 私自身、経理という仕事柄、財務諸表の作成とその分析をする機会が多いことから、何か会計分析に関する知識の定着とその活用が出来るという評価指標を得たいと思い、受験を思い立ちました。
 学習方法は、公式テキストと公式過去問題集を用いました。特に後半の記述式の試験では、指標の算出に際して曖昧な理解では答えにたどり着けないため、指標の定義式を単に覚えるだけではなく、「なぜその数値を用いるのか」、「結果は何を意味しているのか」といったところを中心に何度もテキストを読み込み、理解に努めました。また、どういった時に分母に純資産勘定また株主資本勘定の金額を用いるのが適切なのかといった間違えやすい箇所を中心に理解に努めました。あと、同じ名称の指標であっても、他の参考書等に記載されている定義式と異なることもあるため、公式テキストに記載されている定義式を覚えるように心がけました。
 学習期間は、申込期間開始後に始めたので、休日を中心に約2か月間でした。
 受験した実感として、1級の2時間30分の試験は長いようであっという間に終わります。見直し時間を確保するとなると、選択肢で悩んでいる時間はありませんので、曖昧な知識は無くすように学習してください。
 この資格を取得して役に立ったことは、業務上での経営資料の作成において、この学習で知った「営業キャッシュフローマージン」といった経営指標の分析をもとに、その指標の意味するところを端的かつ明快に説明することができるようになったことです。

 今後の抱負は、米国公認管理会計士(USCMA)の資格取得を目指しておりますので、この資格取得で学んだ知識も活用して学習を続けていきたいと思います。

 

「合格者の声」を募集しております。ご受験の動機や勉強方法、学習して役に立った場面など、様々なご意見・ご感想をお寄せください。
合格者の声を募集しています PDF 上記「合格者の声を募集しています」はPDFで表示されます。PDFファイルの閲覧にはAdobe Readerが必要です。
アドビシステムズ社より無料で配布されておりますので、ダウンロードしてご利用ください。