会計情報の活用は社会人必須の能力
関西学院大学 商学部 教授 平松一夫さん
今、会計に対する関心が高まっています。会計情報を活用し、企業の経営実態を正しく把握した上で投資や取引等の重要な判断を下すようになってきたからです。とりわけ最近の金融危機をきっかけに銀行が貸付けを行うに当たり、財務内容を慎重にチェックする傾向が強くなっています。このように会計の重要性が増しているにもかかわらず、会計に対する知識や理解が十分に社会に浸透しているとは言えないのが実情で、その理解・認識不足が引き起こす企業不祥事や法令違反が後を絶ちません。個々の企業の健全な発展のためにも、また社会全体の利益のためにも、正しい会計知識・スキルや的確な分析力を持つ人材の育成が喫緊の課題となっています。本検定試験を通して、ビジネスパーソンやこれから社会に出ようとする学生の皆さんをはじめ多くの方々に、会計に関する正しい知識・スキルや分析力を身に付けていただくことを願ってやみません。 |